茨城大学大学院・理工学研究科 博士課程 量子線科学専攻

ごあいさつ

茨城大学理工学研究科量子線科学専攻長 池田 輝之

茨城大学理工学研究科量子線科学専攻長
池田 輝之

ヒトの目は、可視光をとらえて、物の表面のおおよそ 0.1 ミリメートルより大きい構造を見ることができます。より遠いところにあるものや、小さいものを見るときには、望遠鏡や光学顕微鏡などの道具が必要です。中性子線、X線、γ線、電子線といった「量子線」には、波長が短い (あるいは長い)、物体を透過するなどの可視光にはないさまざまな特徴があります。これらを使うと見える世界が大きく拡がります。科学の進歩はいつも「観察」とともにあります。量子線科学は、量子線という新しい「目」を駆使して物を見て新しい理解や発見につなげよう、あるいは新しい「目」を生み出そうとする科学です。また、量子線が生体や環境に及ぼす影響を調べたりもします。

本専攻には、環境放射線科学、物質量子科学、化学・生命、ビームライン科学の4つのコースがあります。生物、物理、化学、材料科学、生命科学、加速器科学等の専門知識を身に付けながら、量子線の基礎から応用まで学ぶことができる、国内で唯一の専攻です。

本専攻の教育は実験・実習を重視し、J-PARC、JAEA、KEK, SPring-8、KAERI (韓国)、ANSTO (オーストラリア) を始めとする国内外の先端研究機関と連携した独自のカリキュラムをもっています。恵まれた環境を活かし外部との研究交流を盛んに行っており、独自の先端的な研究を推進しています。

私達と一緒に、新しい世界を覗いてみましょう!